税理士法人シエル

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手続きの流れ

1.亡くなる直前

意外に思われるかもしれませんが、まずは「手続ごと」は気にせずに出来る限り寄り添ってあげて下さい。 書類や郵便物など「形のある」手がかりがあれば大抵の手続ごとはご相談頂ければ何とかなるものです。

大事なのは「形のないもの」をカタチにすることです。


ポイント

●本人の意思は遺言などの「形あるもの」に。

●パスワードやIDはできれば明確化。

●焦って必要以上に銀行から引き出さない。(動画参照)



2.準確定申告という手続き(ご逝去日から4ヶ月以内)

普通であれば年明けにまとめて3月15日までに行う、所得税の確定申告。亡くなられた方の場合は死亡日から4ヶ月以内が締め切りです。 とはいえ、内容としてはいつもと同じ。違いは「亡くなられた日をその人にとっての年末」とすることです。


ポイント

●いつも確定申告をしていたのかどうか確認。

●このタイミングで税理士に相談する人が多い。

●いつもと違う書類を追加で提出する。(画像参照)


準確

3.遺産の把握

相続税の申告が必要なのかどうかを把握しましょう。遺産が一定以上あると相続税がかかりますが正しく申告をすることで安くなることもあります。


ポイント

●葬儀費用や未払医療費などにも注目。

●わからないことは税理士に相談。

●相続人同士で情報共有を。


相続税の仕組み図

4.相続税の申告(ご逝去日から10ヶ月以内)

簡単なものならご自身で作成可能かもしれませんが、不動産評価などは専門家でないとなかなか難しいもの。ぜひともご相談ください。

ポイント

●遺言・故人の意思を尊重しましょう。

●わからないことは税理士に相談。

●相続人同士で情報共有を。


相続税申告書

5.名義変更

こちらを真っ先に行う方が非常に多いのですが、年金の手続きや所得税・相続税など締め切りのあるものから先に行うことをお勧めします。

※不動産については3年以内の名義変更が義務化されるのは2024年からです。

ポイント

●名義変更より先に税と年金の手続きを。

●分割協議が整ってから名義変更を。

●相続人同士で情報共有を。


名義変更

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