相続税の税率表 / 国税庁「相続税のあらまし」より
いったん「総額」を計算するのが特徴です。
手順1)まずは全員分の税金を計算
手順2)実際の相続割合に合わせて各人分を計算
手順3)税金を減らせる「特典」を個別に適用
この「税率表」を掛け合わせる相続財産の金額。この計算が非常にややこしく気を使うのです。
これが他の所得税や法人税といった税金とは違い、相続税報酬が比較的高額になる理由です。
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※相続税のかかる「相続財産の金額」とは※
プラスの財産から差し引くことのできる葬儀費用、債務や未払金なども確認しましょう。
プラスの財産
マイナスする債務
このように財産や債務が明らかになった段階で、誰が何を相続するのか決めて、その結果を「遺産分割協議書」という書類の形にします。
例えば「全員分の相続税のトータルの額」が100万円だったとすると、分割協議で財産の50%を相続する人は相続税も50%分の義務を負うので50万円がその人の相続税となります。
遺産の内容だけではなく、遺産の分け方も税金計算に影響するのが相続税です。
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